ようこそ、赤ちゃん。
素晴らしい成長のエネルギーと才能を持って現れた人。
生まれた時から、大人と同じ高さの感性を持っている人。
だからあなたはじっと見つめる。あなたは笑う。そして泣く。あなたは考えている。思っている。言語のない心で。あなたは絶えず模索する。生きていくのにいい方法を。
うっかりしてると引っかかる。あなたの知恵と策略に。
あなたに教えてあげましょう。
空を。雲を。風を。太陽を。
雨を。雪を。月を。星を。
風に吹かれて揺れている枝の想いを。水引草のやさしさを。
溝蕎麦がつけるきれいなピンクの花を。
鳥を。獣を。虫虫を。
あなたに教えてあげましょう。
人間社会のノウハウを。先ずは皆様へのご挨拶を。そしておはしの使い方を。ご本のきれいな開きかたを。
あなたに教えてあげましょう。
たくさんやってくる「当たり前」を。
頭をぶつけた、痛いの当たり前。おててを切った、血が出るの当たり前。なあんてね。
あなたが全ての「当たり前」を、素直に引き受けていけるように。
そしてあなたに贈る言葉。
たったひとつ「優しくあること。」
地上の全てを愛しながら、いつもキラキラ輝くように。
ようこそ、赤ちゃん。
髪も綺麗にときましょう。
小さなリボンもつけましょう。
レースのソックスも履きましょう。
今日もまた、素敵に可愛く、最高完璧に仕上げましょう。
「靚歌の育児講座」で使用している写真は、すべて保護者の許可を得ています。
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